桑原史成 写真展「いのちの物語:水俣からウクライナまで」
1960年代から<水俣病>を撮影し続けてきた写真家・桑原史成の写真展を熊本大学五高記念館を会場として開催いたします。令和5年5月1日に4年ぶりに開催される水俣病犠牲者慰霊式に合わせ、<水俣病>に関する写真のほか、日本との国交が正常化した1960年代の韓国や、1990年代初頭のウクライナとロシアの写真等を約20点展示いたします。桑原氏の「カメラ・アイ」から、時代や地域を超えて交差する社会的な問題や「痛み」について考えるほか、本学で推進する水俣病関係資料のアーカイブズ活動について紹介いたします。桑原氏による写真解説を基調とした公開講演もございますのでぜひお越しください。
* お問い合わせは熊本大学文書館 カムロ 096-342-3951
archives※jimu.kumamoto-u.ac.jp(※を@に変えてください)まで
【会 期】令和5年04月26日(水)〜05月01日(月)
【開館時間】10:00〜16:00
【会場】熊本大学五高記念館 ※熊本大学附属図書館中央館にも展示いたします
(熊本市中央区黒髪2丁目40番1号)
【対 象】一般の方(興味がある方はどなたでも)
【観覧料】 無料
【公開講演】写真家・桑原史成:いのちの物語 水俣からウクライナまで
日時:令和5年04月28日(金)15:00〜17:00 参加費無料, 予約不要, 一般公開
会場:熊本大学 くすの木会館レセプションルーム(黒髪北地区)
登壇者:桑原 史成(写真家), 久保田 好生(東京・水俣病を告発する会),
白木 喜一郎(ひとり芝居「天の魚」出前プロジェクト代表・舞台監督)
挨拶:慶田 勝彦 司会:香室 結美
【主 催】熊本大学大学院人文社会科学研究部附属 国際人文社会科学研究センター
学際的研究資源アーカイブ領域, 熊本大学キャンパスミュージアム推進室
【協 力】科研費基盤研究(A)「21世紀における他者の痛みの交差性:<水俣病>事件アーカイブズ研究の人類学的展開」(22H00036 代表者: 慶田勝彦), 熊本大学文書館, 熊本大学附属図書館, 水俣市立水俣病資料館, 桑原史成写真美術館, 一般社団法人 水俣・写真家の眼
※ 新型コロナウイル感染症予防対策を講じての展示となります。観覧の際にはご協力ください。
※ 会場専用の駐車場がございませんので, できるだけ公共交通機関をご利用ください。